強迫性障害 治療期間

強迫性障害の治療期間について

家庭内暴力やひきこもりなどの原因になる強迫性障害は、古くから認められる疾患です。残念ながら時間の経過とともによくなることは少なく、長期間にわたり付き合い続けなくてはならない点が特徴です。

 

 

 

かつては治療が難しい疾患でしたが、現在では有効な治療法が確立されています。ただし、強迫性障害を見分けることが難しいという点も理解しておかなくてはなりません。患者の未来のためには早期診断・早期治療が重要です。統合失調症などと間違われやすい疾患ですが、強迫性障害が疑われる場合は専門医への診察をお勧めいたします。

 

 

 

現在の治療は行動療法とセロトニン取り込み阻害薬を用いて行うことが一般的です。ただし、両方を治療に役立てるためには熟練した技術が要求されます。特に、行動療法に関してはセラピストとしての技量が必要になります。また、強迫性障害に適した形で行動療法を用いることができるセラピストが多くはないので、患者の居住地域で利用できないなどの問題もあります。行動療法とセロトニン取り込み阻害薬を用いて行う治療が確立されていますが、以上の理由で治療が取りやめられることもあります。この点が強迫性障害の治療の難しい点です。

 

 

 

強迫性障害の治療期間ですが、個別性が大きな疾患であるとともに、治療も個別性が大きいので決められた期間で治療が完結するということは難しいといわれています。この点も強迫性障害の大きな特徴と理解しておくとよいでしょう。また、治療施設が予約制をとっていることが多く、受診まで数か月待ちということも少なくありません。専門的な施設で適した治療を受けた場合、2か月程度である程度よくなったというケースも見られます。ただし、先ほども述べた通り個別性が高いので参考程度にとどめておくほうが良いでしょう。

 

 

 

以上のように強迫性障害の治療期間は個別性が高く平均を出すことが難しいといえます。治療に当たっては、適した治療施設を見つけるところ、治療者との信頼関係を築くことが大切といえるでしょう。

 

 

強迫性障害の関連サイト:パニック障害 原因